昭和シェル石油の家庭向け電気料金プラン「ガソリンが10円/L安くなる電気(ドライバーズプラン)」の受け付けが、2016年4月1日から始まっています。
登録したカードで給油代を払うと、ガソリン代がリッター10円(軽油はリッター5円)割引となるほか、月600kWh以上の電気を利用する家庭では、1kWhあたり1円値引きとなり、電気代もおトクになります。
モデルケースとして、月間使用量が700kWhの家庭では、電気代が年間8400円、ガソリン代が年間最大12000円割引となり、合わせて年間最大20400円おトクになるとしています。
※2016年7月から新料金プランも登場しています
昭和シェル石油「昼はもちろん夜に差がでる電気(ホームプラン)」料金表・切り替え申込・口コミ
目次
サービスエリア
「ガソリンが10円/L安くなる電気(ドライバーズプラン)」は、東京電力エリアで申し込むことができます。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、富士川以東の静岡県(離島は除く)
電気量料金
電気量料金は、「ベースプライス」-「600kWhプレミアム割引」±「燃料費調整額」となります。これに、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算された金額が電気料金となります。
200kWhまでは二段階定額となっており、電力使用量が少ない場合は割高となります。
201kWh~599kWhだと東京電力(従量電灯)と同等、600kWh以上だと割安となります。
契約期間は1年間(自動更新)ですが、解約手数料や違約金はかかりません。入会金もかかりません。
東京電力エナジーパートナーとの比較
600kWh以上使うと電気代がおトクになります。599kWh以下ならば、口座振替割引のある東京電力エナジーパートナーのほうが割安です。後述の給油割引(ガソリン代割引)を併用しないと、メリットが小さいでしょう。
(燃料費調整額、再エネ賦課金は含みません)
給油割引は年間最大12000円おトク
「ガソリンが10円/L安くなる電気(ドライバーズプラン)」を契約し、給油時に利用するカード(クレジットカードまたはPontaカード)を登録すると、そのカードで給油するだけで自動的にガソリン代や軽油代が割引となります。
割引額は、ガソリン(レギュラー・ハイオク)は10円/L、軽油は5円/Lで、月間最大100L(最大1000円割引)までが割引対象です。
また、割引となるのは東京電力エリアにある昭和シェルサービスステーションとなります。
登録するカードはどの会社のクレジットカードでもOKです。また、Pontaカードを登録すれば現金払いでも割引が受けられます。
さらに、昭和シェルのカード(シェルスターレックスカードやシェルPontaクレジットカードなど)なら、割引やポイントが上乗せされます。
月600kWh以上で電気代も割引
月間600kWh以上の電気を使うと、電気代が1kWhあたり1円値引きとなります。例えば、600kWhなら600円値引き、1000kWhなら1000円値引きです。
どんな方に向いてる?
この「ガソリンが10円/L安くなる電気(ドライバーズプラン)」は、どのような方に向いているでしょうか。
まず、給油割引が受けられないとメリットがあまりありませんので、クルマを日常的に利用している方が家族にいない場合は、他社の電気の方が良いでしょう。
また、給油割引を受けられるサービスステーション(SS、ガソリンスタンド)は昭和シェルのみなので、近くに昭和シェルのSSが無い方もオススメはできません。
さらに、給油割引を最大限受けるには毎月100リットル以上を給油することになります。100リットルというと、毎日の通勤でクルマを使うか、毎週末にドライブに行くような方が対象となってくるでしょう。
一方、電気料金が割引対象となるのは月間600kWh以上使う必要がありますが、600kWh以上というと家族が4人以上いる戸建住宅や店舗兼住居などに限られてきます。
このことから考えると、
・日常的にクルマを使っている家族がいる
・自宅近くや通勤ルートなどに昭和シェルのサービスステーションがある
・電力使用量が多い戸建住宅に住んでいる
これらが当てはまる家庭に向いている電気サービスと言えそうです。
電力使用量が少ない家庭だと、これまでよりも割高となるケースもあるので注意が必要です。
申し込み方法
申し込みはウェブサイトまたは昭和シェルのサービスステーション(東京電力エリア内)で受け付けられています。
昭和シェル石油の電気「ガソリンが10円/L安くなる電気(ドライバーズプラン)」
https://sss-denki.jp/
ウェブサイトでは、おトク額が確認できる料金シミュレーションもあります。