電力会社の切り替え(スイッチング)を申し込む際には、「供給地点特定番号」(地点番号)というものが必要となります。
この「供給地点特定番号」とは、22ケタの数字から構成される番号で、電気の契約場所を特定するために自動的に付番されています。
※引っ越し先などで新規で電気の契約を申し込む場合は、この「供給地点特定番号」は必要ありません。
供給地点特定番号の確認方法・調べ方は?
供給地点特定番号は、現在契約中の地域電力会社から受け取る「電気ご使用量のお知らせ」(検針票)に記載されています。
※2016年1月の検診日以降に発行された「電気ご使用量のお知らせ」(検針票)に記載されます。
※東京電力エナジーパートナー(東京電力)の検針票の場合
http://www.tepco.co.jp/kyoukyusya/change/consumers/index-j.html より
2016年1月以降に発行された「電気ご使用量のお知らせ」(検針票)の左上、赤点線で囲まれた位置に、供給地点特定番号が記載されます(2016年3月までは「東京電力」、2016年4月以降は「TEPCO・東京電力エナジーパートナー」)。
※中部電力の「電気ご使用量のお知らせ」の場合
http://www.chuden.co.jp/home/shikumi/shi_keiyaku/kei_ryokin/oshirase/index.htmlより
2016年1月以降に発行された「電気ご使用量のお知らせ」の、「3番」で囲ってある部分に、供給地点特定番号が記載されています。
※関西電力の「電気ご使用量のお知らせ」(検針票)の場合
https://kepco.jp/faq/pps/01-004より
2016年1月以降に発行された「電気ご使用量のお知らせ」の、赤点線で囲ってある部分に、供給地点特定番号が記載されています。
また、ウェブ明細サービスなどに登録してあれば、ログインすることでも確認することができます。
供給地点特定番号がわからない場合
手元に検針票が無いなどの理由で、供給地点特定番号が不明な場合は、契約中の電力会社に電話などで問い合わせることでも確認できます。
ただし、問い合わせが集中していて電話が繋がりにくいこともありますので、なるべく検針票などで確認したほうがスムーズでしょう。
「検針票は捨ててしまって手元に無い」という方は、検針票は毎月1回発行されるものですので、最長でも1ヵ月待てば自宅に投函されます。それまで切り替えの申込を待つというのも一つの方法です。
引っ越し先での新規の申し込み(再点)
引っ越し先で新規に電気を申し込む場合(「再点」といいます)は、検針票がありませんので、供給地点特定番号を調べることができません。
この場合は、引っ越し先の住所や建物名がわかれば、供給地点特定番号が無くても申し込むことができます。
なお、一部の新電力会社ではスイッチングのみを受け付けていて、引っ越し先で新規に利用する場合(再点)の申し込みは受け付けていないこともあります。その場合には、ほかの電力会社を選んでに申し込むことになります。
※各地域電力会社の関連ページ
[東京電力エナジーパートナー]「電気ご使用量のお知らせ」の読み方
[中部電力]供給地点特定番号、受電地点特定番号とは何ですか?
[関西電力]検針票等に掲載の供給地点特定番号はどのような番号ですか?
[北海道電力]供給地点特定番号について
[東北電力]電力小売全面自由化について
[北陸電力]電力小売全面自由化について
[中国電力]電力小売自由化の概要
[四国電力]電力自由化に伴うお知らせ
[九州電力]「電気ご使用量のお知らせ」の見方